博多湾会議総会記念講演の案内

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こども病院人工島移転はムダな公共事業
◎距離と時間は医療の質・人工島移転は医療の質の低下!
 こども病院は2次医療、3次医療を担う病院で、開業医にかかったこどもや妊婦の緊急時に対応したり、重度のこどもの病気の治療を専門とする病院です。そのため、緊急時に素早く措置できるか時間が勝負の病院です。病院までの距離や搬送時間が医療の質そのものなのです。

◎新たな900億円の市民負担に見合う病院改築ではない!
 人工島の移転費用は現地建て替え費用85.5億円に比べ、土地代45億円、病院建設費103億円と高くつきます。その上、福岡市の計画では人工島に移転すると毎年30億円もの市民負担を30年間行うことになっています。どんなに立派な病院を造っても私たち市民の役に立たなければムダな事業としか言えません。こどもの命が救えない病院に私たちは900億円もの負担はできません。

◎市中央部での改築こそ少ない負担でよりよい医療が実現!
 交通アクセスが悪い人工島に移転すると、多くの患者・家族、市民や多くの市内の開業医の方は利用できなくなると反対しています。むしろ、市内中央部でこども病院を改築し、開業医と拠点病院のネットワークを作ることの方が、少ない費用でよりよい医療を提供することができます。病院経営も安定し、将来的に医療の集約化が進む中で市民誰でもが利用できる病院として一層役立ちます。

こども病院人工島移転問題、「医療の現場から」の講演会のご案内
日時 12月13日(日) 14:30~15:30
場所 福岡市ボランティアセンター(西鉄グランドホテル西隣、青年会館5階)
講師 久保田産婦人科麻酔科医院医院長
博多湾会議総会記念講演です。どなたでも参加できます。
主催 博多湾会議(連絡先 862-8980 荒木)