3月予算議会が8日から始まりました。無所属議員はこれまで代表質疑および補足質疑が出来ませんでした。私がこの間発言の保障を求めてきた結果、補足質疑の変わりに個人質問ということで、質問と答弁併せて27分が割り当てられました。今回、1,ゴミ有料化について、2,人工島に集中的に予算をつぎ込むことの問題について、3,公務員倫理条例の空洞化について質問しました。ところが市理事者の答弁の時間が長くなり、2問目の質問のうち、ゴミ有料化の答弁までで終わり、残りの答弁および3問目の質問が出来ないままで打ち切られてしまいました。次回も質問持ち時間が変わらなければ1点に絞らざる得ないと、抗議と反省する次第です。
会派毎の持ち時間制というルールなので仕方ないにしても、時間を余す会派もあり、地方議会という性格を考えれば、議会運営の見直しが必要と思います。今後も発言時間獲得に向けてがんばります。
なお、質問できなかった部分は条例予算特別委員会の総会質疑12分で質問します。特別委員回総会は1問1答形式で、持ち時間は質問時間だけで答弁の時間を含まないため、上手にやれば、たくさんの質問が出来ます。少ない時間を使い、核心をつく問題提起をしていきます。
質問の概要
1,ゴミ処理は自治体の基本的業務であり、ゴミ有料化は地方自治法227条の違反。有料化はごみ減量にそれほど有効ではない。資源ゴミ回収システムと拡大生産者責任の確立が重要。また、ごみ減量と整合性持つよう焼却場建設の見直しが必要。
2,博多港開発への42億円の緊急貸付、また市民トラストなどを検討しなければならなくなったことは、銀行がこれ以上貸さないと言うことであり、人工島破綻したと言うこと。福岡市は161億円の事業費削減と、100億円の財政調整に使う基金の取り崩し、さらに、手をつけるべきでない地域福祉活動振興基金など15億円を取り崩した。手をつけるべきでない基金まで手をつけ、人工島に資金を集中する財政運営は問題ではないか。
3,市職員の公文書の改ざん、港湾局理事が金権であるタクシークーポン券を部下に入手するよう指示したことを公務員倫理条例違反としない市長および市幹部の問題。加えて、財団法人博多港振興協会から金権であるクーポン券をもらうことは政治倫理条例違反でないとする市長および総務企画局長などの幹部のこのような認識が公務員倫理条例を空洞化させ、不祥事を続出させているのではないか。