弁護士・基農林水産大臣山田正彦さんの講演会をご案内します。
日本政府がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)協定妥結に合わせて、昨年種子法を十分な議論がなされないまま廃止されました。これまで当道府県は地域の農業振興のため地域特性に合わせて米、麦、大豆の品種改良を行い、安定的に、安価に種子を農家に提供してきました。ところが種子法が廃止されたことで、遺伝子組み換え技術を駆使するモンサンとやカーギルのような多国籍企業にこれまでの都道府県が蓄積してきた知的財産を解放させられ、多国籍企業(日本企業も含めて)に米・麦・大豆の種子が独占されかねない状況になりました。
ヨーロッパでは遺伝子組み換えについて認めていませんが、日本では安全性についても十分検証されないまま遺伝子組み換え食品承認が進んでいます。アメリカではモンサンとの除草剤ラウンドアップの発がん性を巡る裁判が各地で起こっており、カリフォルニア州では320億円の賠償金をモンサンとに求める判決が出されています。私たちの食の安全と日本の農業を守るために、種子法を復活させ、遺伝子組み換え食品にNO!声を上げることが必要です。食は命の根源です。私たちの食の安全と日本の農業を支えるため、さらに成果の食の安全と文化と農業を守るために、多国籍企業による食と農の支配を止めさせる必要があります。一緒に種子法について学び、食と農を守る運動を広げませんか。
日時 11月9日(金)18:00会場、18:30講演開始
場所 都久志館 天神4丁目8-10(日銀東側の通りを北へ徒歩3分)
参加費 1000円