1988年3月に博多湾会議を結成して30年を迎えました。結成30年を記念してさ入れ府で人工島事業にまつわる展示会を開催します。日時は7月11日(水)~15日(日)12:00~19:00(15日だけ17:00まで)。入場無料です。
人工島事業は1994年4月8日に工事が認可され、7月11日に着工されました。当時は既にバブルがはじけ、産業構造も大きく変化していました。社会保障人口問題研究所は2010年には人口減少が始まると推計しており、土地需要は見込めず、事業は破綻するとして事業の反対を訴えてきました。市は当初1円も税金は使わないと豪語していましたが、事態はまさに私たちが主張したように、土地需要はなく破綻し、そのために多額の税金が今もつぎ込まれています。
また、博多湾・和白干潟は100万を超える都市に極めた珍しい野鳥の飛来する干潟として残されています。人工島建設により、海水の循環が悪くなり、水質が悪化していますが、海底からの外海からのわき水もあることで環境を維持することが出来ています。今も残る和白干潟の自然についても紹介します。私たちは和白干潟をラムサール条約登録湿地に指定することを長年求めてきました。1992んのラムサール条約締約国釧路会議において、世界の環境保護団体も人工島建設中止を求め、環境庁喪服お菓子に指定を打診してきましたが、今日にいたるまで福岡市は拒否しています。今もラムサール条約登録湿地指定を目指して活を続けています。・