第2回こども病院移転計画調査委員会に出席しました。冒頭史事務局からから、マル秘の文「運営案」を市民委員2名と患者家族代表の3名に配布されていなかったことについて、事務局内部の資料をそのままに出したとしてお詫びがありました。高島市長からも「詰めが甘かった、情けない事態」とお詫びがあり、今後一切委員会について議論を誘導するようなことはしない、委員会に事務局が関与しないことを約束しました。続いて調査に入る前に複数の委員から、前回委員会を3月末まで5回としたことについて、「あくまでも目途であり審議が終了しない時は継続するということと認識している」として再度確認が求められ、審議未了のときは継続することが確認されました。
今回の調査事項は①改修の可能性について、②現地建て替えの可能性についてでした。調査事項について市担当から説明がなされました。1.5倍に水増しした経緯について「市内ゼネコン3社の専門家個人として公にしないことを前提にヒアリングをしたので公開し出来ない」と説明。北川委員長はこのことについて理解できないとして、他の委員の意見を求めました。根拠となるものを示すことが説明責任を果たすことであり、これまで公表しなかったことが市民の市に対する不信を生み出しているとして、委員会として公表を求めました。市当局は公表しないことについて議会にも了承してもらっているので議会との調整もあるので、次回に検討して公表するようにすると回答しました。
市の説明に対する意見として
・改修の可能性について、専門員が250床、駐車400台などの前提で検討するならはじめから改修そのもの検討が成り立たないと指摘。
・駐車場が400台も必要なのか
・ファミリーハウスはどうなっているのかーマクドナルドに依頼中
・こども病院は地域密着型ではないというのはおかしいのではないか、
・こども病院移転後の遠くなる患者の新たな診療先について対策がなされているのか
・宮城県立こども病院委員長の林委員はこども病院の建て替えには患者家族の意見、市内の小児科開業医の方、現場の医師など関係者など意見を聞くことが重要という意見、
(次回小児科医や産科医の意見書や患者家族のアンケートを資料として提出されることになりました)
・市民病院とこども病院を頭語移転から周産期(リスク分娩は扱わない)併設のこども病院単独移転になった経緯について(市内の医療環境の変化)
・ベット数が230~260床となっているが、規模によって現地建て替えも可能となるのでは
・手術室を居3室から6室に、NICU(新生児手中治療室)、PICU小児手中治療室の増床、これらを同じフロアーに設置したいということについて、技術的には可能では
等の意見が出されました。