去る３月に吉田市長外３名を現地建て替え費用見積額を１．５倍にして市民に説明を行ったその根拠とあるゼネコン３社に対するヒアリングのメモおよび資料を破棄したことについて、公用文書等毀棄罪で福岡地検に刑事告発をしていました。福岡地検は告発を受理し、６月には鶴川副市長など３名に事情聴取をしていました。昨日（１１月１９日）福岡地検は私たちに不起訴を伝えてきました。市長が福岡市政に大きな影響を持つこども病院人工島移転決定の重要な根拠となるものを破棄したことは、市民に対する重大な背信行為です。市長の説明責任を果たそうとしない姿勢、公約を反故にするその責任を厳しくと問わなければなりません。今回の不起訴処分は決して納得できるものではなく、検察審査会に再審査請求を行います。
昨日このゼネコン３社に対するヒアリングのメモおよび資料に関する情報公開制請求の不服審査請求について情報公開審査会が開かれました。私たちの主張に審査委員は重大な問題という認識を示しており、福岡市の情報公開制度の真価が問われることになります。ゼネコン３社へのヒアリングに基づくとする１．５倍に水増しした現地建て替え費用を基に、市議会は予定地購入の議決を行い、人工島移転が進められています。市議会の議決の正当性も問われています。このまま真相が明かにされなければ、市民の政治不信はされに大きくなります。
また、移転による用地代および建設費１５０億円、今後３０年間で９００億円の市民負担と福岡市財政にも大きな影響を与えます。昨年の東京都墨東病院における妊婦たらい回しによる母子ともに死亡した事件に見られるように、時間は医療の質です。アクセスが悪く利便性が悪くなることで、小児医や産科医は緊急時に患者を遅れない、また患者は緊急時に間に合わないなど市民への医療サービスの質の低下が生じることになります。こども病院人工島移転は壮大なムダな公共事業であり、人工島に移転することは市民が得るメリットがないばかりか、利権による市民負担が増えるだけです。このままこども病院が人工島に移転すれば、市民は負の遺産を強いられることになります。
こども病院人工島移転はまだ撤回させることはできます。ＰＦＩ事業社ー建設業者の選定はこれからです。来年の市長選挙で市長を帰ればよいのです。また様々な子達で撤回をお込むことは可能です。
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こども病院の人工島移転に反対する個人・団体のみなさまへ
福岡市立こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議
代表世話人 羽田野節夫
連絡先 羽田野法律事務所 福岡市中央区大名２－４－１９－７
電話 ０９２－７１５－５２５１
天神ロングラン街頭宣伝活動への御協力のお願い
平素より当市民会議の活動に御理解賜り誠にありがとうございます。当市民会議は、志を同じくする個人・団体の方々と連携しながら、こども・母体・胎児の命と健康を守ることを最優先に、こども病院の人工島移転の撤回に向けて取り組んでおります。
これまでに多くの市民・患者・家族・医療関係者等が、こども病院の人工島移転に反対の声をあげ続けていますが、市・市長は不当にも、これらの声にまったく耳を傾けようとしていません。
また人工島移転決定の際の、いわゆる“現地建替費水増し問題疑惑”についても、市・市長は、大手ゼネコンからの聴取メモをすべて破棄したなどと臆面もなく答弁するなど市民や市議会に対して何ら説明責任を果たしていません。
さらに市・市長は、各界から財政破たんのおそれが強く指摘されているにもかかわらず、こども病院事業のＰＦＩ方式採用に固執しています。
私たちはこのようななか、①こども病院の人工島移転撤回、②こども病院の人工島移転決定の際の疑惑解明、③ＰＦＩ方式の撤回、を求めてより広範かつ継続的な世論喚起の必要性を痛感しております。
つきましては、本年１２月に予定されている市議会開催（１２月１４日～同月２２日）及びこども病院ＰＦＩ事業入札公告に合わせて、下記の日時場所において、天神ロングラン街頭宣伝活動を行うこととしました。何卒趣旨に御賛同のうえ、ひとりでも多くのみなさまの御参加・御協力をお願い致します。
記
① １２月７日（月）～１２月１１日（金）
午前１１時３０分～午後１時３０分 市役所本庁舎北側ベスト電器向い
② １２月１２日（土）、１２月１３日（日）
午後１時～午後３時 天神コア前
③ １２月１４日（月）～１２月１８日（金）
午前１１時３０分～午後１時３０分 市役所本庁舎北側ベスト電器向い
④ １２月１９日（土）、１２月２０日（日）
午後１時～午後３時 天神コア前
⑤ １２月２１日（月）、１２月２２日（火）
午前１１時３０分～午後１時３０分 市役所本庁舎北側ベスト電器向い
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