人工島はこども病院の適地なのか!

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人工島周辺でセアカゴケグモを多数発見
9月12日、13日の報道で人工とコンテナターミナル、香椎パークポート、「100年公園」「城浜公園」「香椎浜公園」で700匹を超えるセアカゴケグモが発見されたとされています。昨年12月に人工島の国際コンテナ埠頭で見つかってわずか1年を経ないうちに人工島周辺に広く広がっている実態が明らかになりました。大阪湾の堺市周辺でも、港湾地区を中心に広範囲にセアカゴケグモが生息していることが報道されており、人工島でも今後更に広がると思われます。国際貨物を扱う埠頭には常に海外からの病害虫の侵入の危険を伴っており、港湾区域と住居落ち区の間には緩衝地帯を設けて対策を取る必要があります。しかし、人工島には居住区と港湾区域が隣接しており、セアカゴケグモが住宅地区に広がる危険性があります。ましてこども病院移転予定地は港湾道路を挟んで国際コンテナ埠頭に面しており、セアカゴケグモが繁殖する危険は極めて高いと言えます。果たしてこども病院をこのような場所に整備して良いのでしょうか。この一事をもても、こども病院の人工島移転は止めるべきです。