参議院議員選挙、東京都選挙区でわたしたちみどりのテーブルの運営委員である川田龍平区が当選しました。まずは喜びたいと思います。わたしたちみどりのテーブルは「みどり」として１０人の候補者を出すことができませんでしたが、東京都選挙区で川田龍平君を当選させることができました。全国の「みどり」仲間の力を結集して結果でした。自民・民主の二大政党制が加速されていますが、川田龍平君の当選により二大政党化の動きに埋没することなく、新しい政治の流れを再構築しましょう。この福岡においても、「みどり」の政治を掲げて新しい政治の流れを創ります。
参議院議員選挙は自民党の歴史的大敗、民主党の大勝、そして共産党、社民党が埋没する結果となりました。自民党大敗の原因は、年金問題、閣僚の失言、政治とお金の問題が切り口となり、国民が小泉前内閣、それを引く継ぐ阿部内閣による新市場主義導入による格差社会拡大に対する対する怒りと、地方の切り捨てと農林業切り捨て政策に対する怒り、憲法改正への動きに対する批判であったと思われます。自民党・公明党政権に対して国民は政権交代を求めるものでした。しかし、その風は共産党や社民党に向かわなかったことは、今後の政治状況に大きな課題を残すことになりました。必ずしも憲法改悪に反対して党が一致している訳ではない民主党に権力が集中するという意味で、憲法改悪の可能性を残すことになるとともに、政治の多様性を失うことになります。
今回の参議院選挙の結果により、衆議院解散が近づいています。自民党・公明党政権を交代させ、憲法改悪を阻止して日本国憲法を基に世界平和の一翼を担える政治に変えましょう。同時に、国民の権利が擁護され、年金制度改革や医療制度や介護保険改正、障がい者自立支援法改正、税制改革など国民が安心して暮らせるための政治を実現させましょう。また、二大政党制への歯止めも必要です。「みどり」が第三極になる日を目指しましょう。