福岡沈没。人工島やめんしゃい!!
着工10年、巨大公共工事の末路。
市民が言ったとおりになった。
人工島が着工されてから10 年が経とうとしています。
わたしたちは当初よりこの事業に反対してきました。私たちが心配していたことが現実のものとなり、人工島は自然環境を破壊し、福岡市の財政を圧迫し、市の将来を真っ暗にしています。
●人工島事業は破綻した
事業主体のひとつ、第3 セクター博多港開発は土地販売の不振から、収益で造成費を賄うという
「独立採算事業」に行き詰まりました。ケヤキ・庭石を無理やり購入して会社に多額の損害を与えた
として社長(元福岡市の助役)が逮捕された事件もありました。
福岡市は“破綻した”第3 セクターの事業を、肩代りしようとしています。福岡市は400 億円の市
債を新たに発行してその購入代金を捻出する計画を立てています。そうなると総額900 億円の埋
め立て費用を市が全額負担することになり、市財政を圧迫します。福祉や環境などの市民関連予算
が削減されます。また、福岡市が埋め立てている土地も、利用のメドが立っていません。海のまま放
置された工区もあります。国の岸壁工事も一部は未だ予算化されていません。
埋立て費4.600 億円の巨大事業。事業を続けると大きな地獄が待っています。
私たちはあきらめずに行動します。是非ご参加ください。
日時 7 月19 日(海の日)午後3 時30 分~5 時00 分
場所 警固公園(中央区天神・ソラリア横)
● 人工島抗議のリレートーク(あなたの一言コーナー)
●パネル展示(人工島着工前の博多湾、人工島の問題点、人工島の年表)
●シールアンケート(人工島事業を止めるか、続けるか)
●抗議の横断幕 他
主催/博多湾会議・「人工島点検」を点検する会・博多湾市民の会
連絡先 092 -862 -8980 (荒木)
090 -3011 -9375 (脇)