45億円緊急融資に抗議

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6月12日(木)福岡市に2件について抗議と申し入れをしました。

1、45億円の緊急融資中止の申し入れ
福岡市はすでに5月29日に博多港開発に45億円の緊急融資をしていましたが、今後も同じような融資が繰り返されることから抗議を含めて融資中止の申し入れをました。銀行が融資を渋っているため、福岡市が銀行に肩代わりをして融資、しかも、福岡市が予定外の土地を博多港開発から購入する代金で返済を受けることになっています。タコがタコの足を食べるようなことを始めており、今後もこの自転車操業は続きます。際限なく税金をつぎ込む(博多港開発から福岡市が土地を買い続ける)なければ埋め立てはできない状況になっています。山崎市長は「金利も含めて返済してもらうので公費投入ではない」と言っていますが、必要か否かとは関係なく福岡市が博多港開発から土地を買い続けなければいけなくなっている現状を、公費投入と言わずしてなんていうのでしょうか。人工島事業は破綻しており、45億円の融資はやめ、人工島事業を中止して抜本的処理策を検討することを求めました。

2、人工島・まちづくりプラン(案)についての市民意見募集に抗議
6月2日から23日まで、人工島・まちづくりプラン(案)について市民意見募集が行われています。45億円の緊急融資にみられるように、この事業の失敗は明らかで、計画全体の見直しが必要です。ところが、今回の意見募集は博多港開発の工区の住宅部予定用地の部分についてだけの意見募集です。あたかも市民の声を生かす取り組み見せようとしていますが、すでに福岡市と博多港開発が枠組みをつくったものを追認させるものでしかなく、際限なく税金を使い続けることを市民に認めさせよとするものです。市民を愚弄するような福岡市のやり方に抗議し、北海道の時のアセスのような仕組みを作り、抜本的処理策の検討を求めました。

45億円緊急融資中止の申し入れ
人工島・まちづくりプラン(案)に関する市民意見募集についての抗議